ホルター心電図 パニック障害

ホルター心電図

ホルター心電図とは、
携帯型の心電図を体に装着して24時間つけっぱなしにして心電図をとる検査方法のことです。

寝ている間も食事をしている間もつけっぱなしです。
そして、起床から就寝までの様々な行動を時間と共にペンで紙に記録します。
食事や通勤通学、体に異変を感じたとき、走ったりして心拍があがったときなど。

つまり、心拍数が異常に上がった記録があったとしても、
それが走ったり階段を上ったときなどだったら正常な反応なので、
それがわかるように行動をメモするのです。

私がこのホルター心電図の検査をしたのは、初めてのパニック発作から約一ヶ月が過ぎていました。
そして、その約一ヶ月間、一日も欠かさずにパニック発作が起きていたのです。

検査中の日は、いつもどおりに生活するのですが、
一つ一つの行動が気になって仕方がありません。

駅で階段を上るとき、
「高めの心拍数が記録されているのかなあ・・・」
とか、いちいち考えてしまいます。

そして、その日はなんとパニック発作を起こさなかったのです。
これまで毎日起きていたのに、この日に限って起きなかったのです。

24時間がたち再び病院にいって記録された心電図の説明を受けました。

「数回の不整脈はありますが、これは健康な人でもおきる反応なので特に異常はないですね。」
と言われました。
パニック発作が起きたときの心電図を記録したかったのに、
それができなかったので先生はがっかり気味でした。
まあ、がっかりすべきなのは私なのですが・・・。

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