予期不安の始まり
初めてのパニック発作から一週間以上が経過して、
予期不安の症状が表れ始めました。
「今にもパニック発作が起こるんじゃないか」
という強い不安を感じるようになったのです。
同時に呼吸が浅くなり、そわそわします。
手をギュッと握っているため、手にひらは汗ばんできます。
家中をうろついたり、窓を開けて外の空気を吸ったりしてなんとかやり過ごします。
それは、「あぁ〜、また起こるのかな〜、とほほ」
といった落胆的な感情とは全く異なります。
一般的な “不安” のレベルではなく、“恐怖”のレベルなのです。
私以外のパニック障害患者の予期不安がどの程度のものかは知りません。
しかし、少なくとも私は、いてもたってもいられないような程でした。
予期不安には波がある
なぜかわかりませんが、
パニック障害の予期不安には大きな波があるのです。
ものすごく強烈でそれまでやっていたことを中止せざるを得ないくらいだったり、
逆に、目の前のことに対してより集中することで不安が和らいだりと、
その時々で症状の大きさが違いました。
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