ソラナックス パニック障害 抗不安薬

抗不安薬ソラナックス 1ミリグラム

最初の診察でこの薬を出されました。
ソラナックスという抗不安薬(タブレット)です。
1ミリグラムなので、量的にはかなり少ない方です。

パニック発作がでたときに飲むように言われていたのですが、
結果的に一ヶ月以上、パニック発作が起きているのにもかかわらず、
私がこの薬を飲むことはありませんでした。

理由は二つあります。

理由1

パニック発作が起きてからだと、薬を飲む余裕なんてないのです。
焦ってしまいとにかく歩き回り、気を確かに保とうと必死なんです。
かばんやポケットから薬を取り出して口へ運ぶという程度のことすら出来ませんでした。

症状は1分程度で急激に弱くなるので、それ以降なら飲むことは可能でしたが、 もうほとんど収まっているので今更飲む必要がないと判断していたのです。

理由2

薬に抵抗がありました。
今となって思えば愚かな考えだと思いますが、
当時の私は「精神医薬を服用している人は弱い人間である」という間違った認識を持っていました。
薬に頼らずになんとかしたいという気持ちがあったのです。

また、錠剤ひとつで精神状態が変化するというのも怖かったのです。
当時の私は、抗不安薬をまるで覚せい剤のように誤解していたのかもしれません。

つまり、
私は薬を飲みたくなかったし、飲もうと思ってもタイミング的に飲めなかったということになります。

2回目の診察で

2回目の診察のときに薬を飲めなかったことを先生に伝えると、
ちょっと怒った感じで
「次は飲んでください。」
と言われました。

もちろん、先生の治療方針に従うつもりなので飲もうと思いましたが、
やっぱりパニック発作が起きてからでは飲む余裕がありませんでした。

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